小説 / SF・ファンタジー
完結 R.E.G.紅き蛇眼の魔女編
作品の長さ:257,186文字
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『漆黒の魔女』月宮響の右目に巣くうは異形の怪物か……?
無力な自分を呪う少年の眼前で、少女は異形の男達に若い肉体を貪られていた。
男達の舌先は唾液の線を白い肌に描き、欲望にまみれる両手は汗ばむ柔肌の上を這っては、蹂躙される少女の心と肉体を執拗に穢(けが)し続ける。
そして、この残酷な現実に少年が絶望した時──
痛惜の涙に濡れる彼の瞳に、闇よりも濃い漆黒のセーラー服を纏う美しい影が映り込む。
情欲に浸る異形の男達を冷たく睥睨しては、右手の刃を青白い月明かりに照らす隻眼の美女、月宮響が薄闇の中に咲かせる魔性の微笑みを──
大人の超伝奇ライトノベル『R.E.G.』シリーズ第1弾!
※シリーズ毎に完結する物語構成となります。
『R.E.G.』シリーズのイラストは椎茸雄さんに提供をして頂いております。