小説 / SF・ファンタジー
赤と黒、青と白
完結 赤黒サウダージ
著者 射月アキラ
作品の長さ:15,562文字
(0)読者数:76人
神はいつだって身勝手だ。だから、救いは平等には訪れない。
シルヴィの生まれ故郷は炎に焼かれていた。
悪しき欲の権化〈悪〉の力を利用する〈悪使い〉として町を守ってきたシルヴィ。
彼女は、その師ロランが〈悪堕ち〉になったことで命以外の全てを失うこととなる。
〈悪堕ち〉になった〈悪使い〉を救う術はない。
シルヴィは、かつての師であったモノを追い、ひた走る。
その胸にあるのは復讐か、あるいは……
*表紙絵はサークル「ぐりむ☆りーぱー」楊さまの提供です。
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