赤と黒、青と白シリーズ
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SF・ファンタジー
赤と黒、青と白
──神はいつだって身勝手だ。だから、救いは平等には訪れない。
小説 / SF・ファンタジー
完結赤黒サウダージ
作品の長さ:15,562文字
(0)読者数:76人
神はいつだって身勝手だ。だから、救いは平等には訪れない。
シルヴィの生まれ故郷は炎に焼かれていた。
悪しき欲の権化〈悪〉の力を利用する〈悪使い〉として町を守ってきたシルヴィ。
彼女は、その師ロランが〈悪堕ち〉になったことで命以外の全てを失うこととなる。
〈悪堕ち〉になった〈悪使い〉を救う術はない。
シルヴィは、かつての師であったモノを追い、ひた走る。
その胸にあるのは復讐か、あるいは……
*表紙絵はサークル「ぐりむ☆りーぱー」楊さまの提供です。
小説 / SF・ファンタジー
完結赤黒メモワール
作品の長さ:12,468文字
(0)読者数:72人
青く、青い景色の中で思い出したのは、世界が赤と黒に彩られる前のことだ。
夕日はきちんと橙色をしていて、彼の瞳はいつも通り柔らかかった、あの日。
なんてことない日常が終わる、ほんの数日前。
すでに遠い昔のようで、だからこそ、思い出して強く記憶に刻んでおかなければならなかった。
そして、私はようやく思い知る。
彼への想いを。その意味を。
*他サイトとの同時投稿です。
*表紙絵はサークル「ぐりむ☆りーぱー」の楊さんのものです。