小説 / BL
完結 残夏―zan-ka―季節が通りすぎる 1
作品の長さ:47,192文字
(1)読者数:306人
バーを営む日向永悟(ひなた・えいご)は、男女見境なく、気に入ればその日のうちに寝る男だった。
永悟の住むアパートの隣の人妻、田中れいらは、そんな後腐れの無さそうな永悟にちょっかいをかけ、永悟も受け入れる…ある秘密を抱えて。
れいらの夫・健太は、永悟と幼馴染みで高校まで一緒だったが、ある事件をきっかけに、一時疎遠になった。
再び連絡を取り合うようになったが、永悟とれいらのことは知らない。
ある夜、永悟は車に轢かれかかる。
その永悟を助けたのは、健太の同僚の、楠木という謎めいた男だった…。
心の傷を負った男の、復讐と回復を描く物語。
6月2日追記
完結後に、気になった箇所を訂正していってます。話の大筋の変更はないのですが、少し印象がかわる、かも。よろしくお願いいたします。m(_ _)m