傭兵部隊の任務報告シリーズ
傭兵部隊の任務報告
ブラミア帝国占領下の旧ブラウグルン共和国の首都であった街・ズーデハーフェンシュタットにて、主人公【ユルゲン・クリーガー】率いる傭兵部隊の約2年間の物語
●傭兵部隊の任務報告1~物語の始まり
(短編)【完結】
・“グロースアーテッヒ川の戦い” 11話
ブラミア帝国軍とブラウグルン共和国軍による
最終決戦“グロースアーテッヒ川の戦い”
・“徹底抗戦派の反乱” 8話
降伏した共和国首都に帝国軍が入都の直前、
徹底抗戦を訴える兵士達が武装蜂起。
それに反対するクリーガーたちの勢力との間で戦闘が始まる。
・“傭兵部隊設立” 7話
帝国軍の司令官によって傭兵部隊の設立が決まる。
クリーガーは隊長に就任し、隊員募集に奔走する。
●傭兵部隊の任務報告2~ヴェールテ家連続殺人事件
(長編)【完結】
旧貴族のヴェールテ家の長男がパーティの最中に毒殺される。警察が捜査を開始するも何者かが手を回し捜査を中止させた。警察長官は司令官ルツコイに相談し、傭兵部隊が捜査を開始する。その中で次々に起こる殺人と失踪。捜査が難航する中、ついには意外な人物にまで疑いがかかる。
●傭兵部隊の任務報告3~漆黒の断絶
(短編)【完結】
隣国ダーガリンダ王国の魔石採掘の坑道で、大規模な落盤事故が発生。王国は帝国に救援を依頼し、傭兵部隊が派遣される。現地、救出のため傭兵部隊のソフィア・タウゼントシュタインと数名が坑道に入ったところで、再び落盤が発生し閉じ込められてしまう。脱出するには、坑道の奥へ進み別のルートを使うしかなかった。
●傭兵部隊の任務報告4~王女と義賊
(短編)【完結】
南の大陸”ダクシニー”からの漂着船が流れ着き、唯一の生存者を保護した。一方、街の郊外で、現金輸送馬車の強奪事件が連続して発生。クリーガーは馬車の警護の任務に就くが犯人に襲われ重傷を負う。さらに、漂着船の生存者の奪還に、強国・シンドゥ王国の戦艦が迫る。
●傭兵部隊の任務報告5~透明な悪魔
(長編)【連載中】
山間部で羊飼いが謎の怪物の犠牲となった。傭兵部隊が謎の怪物を捜索を開始する。途中、ヴィット王国の魔術師 “雪白の司書”一行と出会う。聞くと彼女らも謎の怪物を追っているという。そして捜索の末、ついに謎の怪物に遭遇するが、その容貌は想像を超えたものであった。
===以下、公開予定作品===
●傭兵部隊の任務報告6~日蝕
(長編)
ある任務を切っ掛けに、クリーガーの十数年前の記憶が一部ないことがわかった。魔術で失われた記憶を取り戻したところ、数十年前のエルフと人間の戦争に関与していることがわかった。一体何があったのか?
●傭兵部隊の任務報告7~秘密警察 “エヌ・ベー” (仮)
(短編)
●番外・傭兵部隊の任務報告~最後の魔術師 (仮)
(長編)
完結傭兵部隊の任務報告1~物語の始まり
作品の長さ:46,116文字
(0)読者数:26人
ブラミア帝国軍の突然の侵攻により、ブラウグルン共和国軍は敗退を続けていた。
最終決戦“グロースアーテッヒ川の戦い”で、軍の主力部隊は壊滅状態となり共和国は無条件降伏を決めた。
しかし、共和国の首都ズーデハーフェンシュタットでは首都防衛隊が無傷で残存しており、中には徹底抗戦を唱えるものも少なくなかった。しかし、主人公【ユルゲン・クリーガー】は、これ以上の抵抗は無意味と考えていた。
いよいよ帝国軍が首都に入ってくるというところで、徹底抗戦を訴える兵士達が命令に反して武装蜂起。それに反対するクリーガーを始めとする勢力との間で戦闘が始まる。
港の桟橋での戦いで、クリーガーは兄弟子クラウス・ルーデルと対決することになる。
“色彩の大陸”の歴史を変えた、“傭兵部隊”の物語がここから始まる。
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ここでは、時系列的につながっている短編3つ、
・“グロースアーテッヒ川の戦い” 11話
・“徹底抗戦派の反乱” 8話
・“傭兵部隊設立” 7話
をまとめております。
完結傭兵部隊の任務報告2~ヴェールテ家連続殺人事件
作品の長さ:121,417文字
(0)読者数:35人
旧共和国の首都ズーデハーフェンシュタットに駐留する帝国軍傘下の傭兵部隊へ意外な命令が下った。旧貴族のヴェールテ家の長男がパーティの最中に毒殺され、その捜査を警察が進めていた。しかし、何者かが手を回し警察に捜査の中止をさせた。この事件を放置できないと考えた警察長官のピョートル・ミリューコフは駐留軍の司令官ボリス・ルツコイに相談。ルツコイは傭兵部隊に事件の捜査をさせることに決めた。
当初、傭兵部隊隊長のクリーガーは休暇中であったため、副隊長のエーベル・マイヤーとクリーガーの弟子で隊員のオットー・クラクスを中心に捜査を開始。その中で次々に起こる殺人と失踪。ついには意外な人物にまで疑いがかかり捜査は難航する。
そして、軍や政府まで巻き込んだ、大事件へと発展する。
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短編のつもりで書き始めましたが、筆が乗ってしまい11万字を超える作品となってしまいました(笑)
少しづつ公開していきます。
完結傭兵部隊の任務報告3~漆黒の断絶
作品の長さ:26,380文字
(0)読者数:6人
隣国ダーガリンダ王国の魔石採掘の坑道で、大規模な落盤事故が発生した。坑道に閉じ込められた人々を救難するため王国軍は救難に当たるが、人員が少なかった。そこで、王国は帝国に救援を依頼し、帝国は傭兵部隊へ出動を命じた。
傭兵部隊を率いる隊長ユルゲン・クリーガーの弟子ソフィア・タウゼントシュタインは、坑道内で再び起こった落盤事故に巻き込まれてしまう。落盤の影響で入り口へ向かう坑道が塞がれ、閉じ込められてしまう。
空気が薄い中、坑道の奥へ進み別のルートを通って脱出するしかない。しかし、ソフィアは坑道の奥で見慣れぬ怪物と出くわすことになる。
完結傭兵部隊の任務報告4~王女と義賊
作品の長さ:29,889文字
(0)読者数:18人
ある日、ズーデハーフェンシュタット近くの岩場に、南の大陸”ダクシニー”からの漂着船が流れ着いた。
主人公【ユルゲン・クリーガー】たちは、その船から唯一の生存者を保護した。
一方、街の郊外では、現金輸送馬車の強奪事件が連続して発生していた。クリーガーは馬車の警護に任務に就くが、空間魔術を操る犯人によって負傷する。
さらに、漂着船の生存者の奪還に、大陸”ダクシニー”の強国・シンドゥ王国の戦艦がズーデハーフェンシュタットに迫る。
これらの危機に主人公は、どう対処するのか?
連載中傭兵部隊の任務報告5~透明な悪魔
作品の長さ:62,007文字
(0)読者数:11人
山間部で羊飼いが謎の怪物の犠牲となった。帝国軍と傭兵部隊が謎の怪物を捜索を開始する。途中、ヴィット王国の魔術師“雪白の司書”一行と出会う。聞くと彼女らも謎の怪物を追っているという。捜索中も、怪物は村や帝国軍の部隊を次々と襲う。そして、ついに謎の怪物に遭遇するが、その容貌は想像を超えたものであった。