谷島修一さんのシリーズ
ブラウグルン共和国の精鋭・“深蒼の騎士”であった主人公【ユルゲン・クリーガー】。
ブラミア帝国に侵攻によって共和国は滅び、その後、主人公は帝国の傭兵部隊に所属していた。
そのブラミア帝国は、大きな三つの事件=“チューリン事件”、“ソローキン反乱”、“人民革命”を切っ掛けに、急速に終焉を迎える。
主人公は、その陰謀渦巻く三大事件に巻き込まれることとなる。
三大事件を題材にした三部作。
・色彩の大陸1~禁断の魔術(完結済)
謎の翼竜による襲撃の首謀者を追う主人公たちは、帝国を脅かす陰謀に巻き込まれる。
・色彩の大陸2~隠された策謀(完結済)
総司令官の命令違反、共和国派の反乱など数々の策謀の中、主人公は反逆罪で収監される。
・色彩の大陸3~英雄は二度死ぬ(完結済)
“英雄” の孫とその親友が、50年前の歴史の中で隠されている数多くの謎を追う。
ブラミア帝国占領下の旧ブラウグルン共和国の首都であった街・ズーデハーフェンシュタットにて、主人公【ユルゲン・クリーガー】率いる傭兵部隊の約2年間の物語
●傭兵部隊の任務報告1~物語の始まり
(短編)【完結】
・“グロースアーテッヒ川の戦い” 11話
ブラミア帝国軍とブラウグルン共和国軍による
最終決戦“グロースアーテッヒ川の戦い”
・“徹底抗戦派の反乱” 8話
降伏した共和国首都に帝国軍が入都の直前、
徹底抗戦を訴える兵士達が武装蜂起。
それに反対するクリーガーたちの勢力との間で戦闘が始まる。
・“傭兵部隊設立” 7話
帝国軍の司令官によって傭兵部隊の設立が決まる。
クリーガーは隊長に就任し、隊員募集に奔走する。
●傭兵部隊の任務報告2~ヴェールテ家連続殺人事件
(長編)【完結】
旧貴族のヴェールテ家の長男がパーティの最中に毒殺される。警察が捜査を開始するも何者かが手を回し捜査を中止させた。警察長官は司令官ルツコイに相談し、傭兵部隊が捜査を開始する。その中で次々に起こる殺人と失踪。捜査が難航する中、ついには意外な人物にまで疑いがかかる。
●傭兵部隊の任務報告3~漆黒の断絶
(短編)【完結】
隣国ダーガリンダ王国の魔石採掘の坑道で、大規模な落盤事故が発生。王国は帝国に救援を依頼し、傭兵部隊が派遣される。現地、救出のため傭兵部隊のソフィア・タウゼントシュタインと数名が坑道に入ったところで、再び落盤が発生し閉じ込められてしまう。脱出するには、坑道の奥へ進み別のルートを使うしかなかった。
●傭兵部隊の任務報告4~王女と義賊
(短編)【完結】
南の大陸”ダクシニー”からの漂着船が流れ着き、唯一の生存者を保護した。一方、街の郊外で、現金輸送馬車の強奪事件が連続して発生。クリーガーは馬車の警護の任務に就くが犯人に襲われ重傷を負う。さらに、漂着船の生存者の奪還に、強国・シンドゥ王国の戦艦が迫る。
●傭兵部隊の任務報告5~透明な悪魔
(長編)【連載中】
山間部で羊飼いが謎の怪物の犠牲となった。傭兵部隊が謎の怪物を捜索を開始する。途中、ヴィット王国の魔術師 “雪白の司書”一行と出会う。聞くと彼女らも謎の怪物を追っているという。そして捜索の末、ついに謎の怪物に遭遇するが、その容貌は想像を超えたものであった。
===以下、公開予定作品===
●傭兵部隊の任務報告6~日蝕
(長編)
ある任務を切っ掛けに、クリーガーの十数年前の記憶が一部ないことがわかった。魔術で失われた記憶を取り戻したところ、数十年前のエルフと人間の戦争に関与していることがわかった。一体何があったのか?
●傭兵部隊の任務報告7~秘密警察 “エヌ・ベー” (仮)
(短編)
●番外・傭兵部隊の任務報告~最後の魔術師 (仮)
(長編)