セシルさんのレビュー
完結 ダンナ殺害計画
作品の長さ:3,417文字
(4)読者数:128人
2017.04.11 21:42
なんだか、あちこちの、日中、家族がいない時間のリビングで繰り広げられているような
会話で、笑ってしまいました。なんだかんだいいながら、逐一ご主人の行動を把握してるあたり、やっぱり愛がある、と私は思うのですが(笑)。
このレビューを見る
完結 指揮をする、ということ ~ベートーヴェン/交響曲第五番ハ短調
作品の長さ:24,505文字
(2)読者数:109人
2017.04.07 12:14
私は、音楽に対する知識がないので、無理かも、と引き気味でした。でも、誰もが知っている交響曲第五番。どうにかなるかと開いたところ、どうにかなりました(笑)。説明が説明文過ぎず、あ、あの音のことだな、と、わかりやすく、楽しみながら読み進めました。大森君が最後に揺らいだ部分が、特によかった。若いんだから、うんと揺らいで、迷って、今までにない躍進を遂げてほしいです(笑)。
このレビューを見る
完結 プチ遭難
作品の長さ:8,960文字
(3)読者数:70人
2017.04.07 11:02
rokunoさんの作品は、すべて読ませていただいていますが、私は、この作品が一番好きです。中盤から湧き水のように溢れ出す家族への愛情。淡々とした語り口であるために、余計に、飾り、偽りのない清らかな想いがしみこんできました。rokunoさんの人生経験というより、お人柄を深く感じた物語です。自分の気持ちが遭難しかけた時、繰り返し読みたい、と思いました。
このレビューを見る
完結 ヤンキーとキャラ弁
作品の長さ:10,113文字
(2)読者数:122人
2017.03.31 17:23
最初にrokunoさんの時代小説のほうを読んでいたので、作風の違いに驚きました。無理のある結婚設定に最初は思いましたが、読みおえて、主人公の内なる誠実さだけでなく、登場割合の低い奥さんの賢さとブレのなさがきちんと描かれていて、いろいろなことを考えさせられる物語でした。
このレビューを見る
完結 信長と尻
作品の長さ:5,087文字
(3)読者数:79人
2017.03.31 16:38
飾りすぎない文章が心地よく、すんなり小説の世界に入っていけました。信頼関係はない
主従関係でありながらも、どこか信長に惹かれてしまう光秀の心情がそっと書き込まれていて、よかったです。個人的には、あまり美しくはないらしい側室を交えての、フィクション満載の、もう少し長い物語にしていただきたかった(笑)。ぜひ、続きを。
このレビューを見る