小説 / 青春・友情
完結 指揮をする、ということ ~ベートーヴェン/交響曲第五番ハ短調
作品の長さ:24,505文字
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音大の指揮科の学生、高行は、卒業試験を兼ねた演奏会で、ベートーヴェンの第五交響曲を指揮することに。世界的指揮者、桐野との出会いなどを通し、自分の音楽を作り上げてゆく。
この作品のレビュー一覧
2017.04.07 12:14
私は、音楽に対する知識がないので、無理かも、と引き気味でした。でも、誰もが知っている交響曲第五番。どうにかなるかと開いたところ、どうにかなりました(笑)。説明が説明文過ぎず、あ、あの音のことだな、と、わかりやすく、楽しみながら読み進めました。大森君が最後に揺らいだ部分が、特によかった。若いんだから、うんと揺らいで、迷って、今までにない躍進を遂げてほしいです(笑)。
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