特集・イベント
『五月の桜はさよならの式日』が発売に!
2016.10.18
受賞作に編集を加え、ディスカヴァーより電子書籍として発売しました。恋愛+ファンタジー+コメディの世界をぜひお楽しみください。
第4回優秀賞受賞作品 |
[電子書籍]五月の桜はさよならの式日(旧タイトル:夢の遊眠と有限な悠日) 木村椅子/著 800円 |
街の便利屋・甘木央朗。12年前に死んだはずの恋人・悠乃が目の前に現れたことによって、彼の悠長な日常は変化しはじめる。悠乃の存在は央朗の心を揺らがせるが、しかし彼は、どうしても彼女を「恋人」として見ることができないでいた。 |
●講評 ストーリー展開、人物描写ともによくできていた。恋愛以外にもファンタジーやコメディーといった複数の要素がバランスよく組み合わされていて、読者を飽きさせない。結末がどちらかに転ぶのか予測ができず、最後まで楽しむことができた。「調整者」の設定や悠乃が世界に与える影響など、あいまいになっている細部をもう少しつめると消化不良感がなくなると感じた。 |
>> [電子書籍]五月の桜はさよならの式日 |
>> [ノベラボ]夢の遊眠と有限な悠日 |