小説 / SF・ファンタジー
完結 雑種化け物譚❖A
作品の長さ:282,295文字
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後の英雄、飛竜と人間の混血である青年ライザは、化け物の国ゾレンの山里に住む。
ゾレンでは国民全員の手背に「Z」が刻まれ、「子供狩り」と呼ばれる徴兵制度の下、人間の隣国ディレステアに長年攻撃を続けていた。
父が創立した「五色のケモノ」を率いるライザは、様々な仲間と反戦活動をしている。
「千里眼」の異名をとる人間の女性、エア・レイン。
謎多き悲しげな少女、魔道士見習いのミリア・ユーク。
そしてある事情で存在を隠されて育った双子の弟、リーザ。
彼らと過ごす内、ライザは徐々に己の特殊な「眼」――「神」の理を侵す力にも気が付いていく。
ライザはゾレン国王とディレステア王女に見込まれ、 和平交渉の場の仲介役となる。
なるべく穏便に事を運ぼうと奔走するが、ある時、「子供攫い」という国賊に偶然出くわし、運命を狂わせていく。
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※表紙線画感謝:香河様
Czero Cry/A. -angere- Cry/シリーズ完全初話
since:2014.8 最新改稿:2019.9 update:2023.1.25
長いですが、最後まで読んでいただける率が自作の中では高い作品です。
※エブリスタ元祖版ではオマケ恋愛短篇集が最後に加わります