小説 / SF・ファンタジー
完結 天使聖戦 - the battle rages on -
作品の長さ:132,269文字
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本人の意思とは関係なく多世界トラヴェラーとなってしまった高橋茗(世界によって別名)。どの世界に落ちても茗に執拗に襲い掛かる異形の怪物。怪物たちはこの世とは物理法則が違う異界からの刺客なのだ。そんな茗を護るのが神代文字で記された古文書内で白羽異日月(しらはねことなりのひつき)と呼ばれる一位の天使。が、異界にも天使は存在する。
ある朝、茗が目を覚ますとそこは拘置所で茗自身が死刑囚でその日が正に死刑執行の日時で……( 第一話「縮潰」大宮篇)。
あの日、茗が目覚めたのはあまりにも人工的なホテル内の一室で……(第二話「光臨」長崎/佐世保篇)。
偶然に導かれ茗が住み込んで働くことになったのは港町にある小さなパン屋だったが……(第三話「復体」宮城篇)。
南の島に跳ばされた茗は違和感を感じつつ、初めての幸せの予感に身を震わせていたが……(第㈣話「変則」ミクロネシア篇)