小説 / 青春・友情
完結 放課後オストラシス
作品の長さ:38,724文字
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ある日僕の家に、一本のゲームソフトと、一枚の貝殻が届いた――。
春日井美玉は、価値なきものに価値を見いだすような少女だった。
すでに転校していた彼女から、円樹のもとに一本のゲームソフトと一枚の貝殻が届けられる。それは半年前に行った『オストラシス』の時に使った貝殻だった。
散り散りになっていた文芸部――通称『ハートレスサークル』の部員たちは、奇妙な導きによって再び集まることになり、そこで彼らは美玉の秘めていた真実に迫っていく――。