小説 / 青春・友情
連載中 V O I C E
作品の長さ:856文字
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キッカケは星屑のように儚くたって、積み重ねていけばいつかはきっと。
「大きくなったらお歌をうたう人になる」幼い頃、ささいな事がキッカケで抱いた大きな夢は、歳を重ねるに連れ心の奥に消えていき、すっかり埃をかぶった儚い希望だった。
それでも心の片隅で「歌いたい」とひっそり願う彼女の前にひとりのクラスメイトが現れる。
彼の夢は、自分たちの音楽で世界を変える事だった。
出会いは偶然。キッカケは突然。そこから踏み出す一歩は必然。
「馬鹿と天才は、紙一重なんだろ」