あるロボット工学の権威を持つ大学の教授。彼は決して結婚しないという噂があった。周囲からの名声もあり、優秀で将来有望だったし、少しオタク臭いけれど、魅力も充分にあった。しかし、彼には悲しい過去があったのだ。それは数年前に血液の癌（がん）と言われる白血病で、最愛の婚約者「澪（みお）」を亡くしてしまったことだったのだ。

　彼はその無念により、愛おしき彼女を模した「クオリア」と言うロボットを渾身の力で作成した。彼は結婚もせず、独身貴族としてロボットと一緒に生活していたのだ。

　そんな中、クオリアは心を手に入れ、徐々に「彼の本当の幸せ」を探し始める。彼女が「彼の幸せ」を願い、選択をしたこと。それはとても切なく、残酷な決断だった――。

※完結しました。参考文献は【Bonus・Parts】に記載しました。詳しい設定資料は「taskey」様、連載の物をご覧ください。

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「taskey」様、「星空文庫」様でも連載しています。

現在、執筆真っ最中の恋愛小説です。なかなか難しいテーマですが、葛藤しながら仕上げていくのでよろしくお願いします。視点の変化や心理描写が読みづらい方もおられるかと思いますがよろしくお願いします。

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#クオリアデイズ　#機械工学　#ロボット　#白血病　#純愛

#ラブロマンス　#雪原のキリン