小説 / SF・ファンタジー
完結 ぜんまい仕掛けのマエストロジカ
作品の長さ:22,323文字
(7)読者数:759人
【第1回ノベラボグランプリ 最優秀賞受賞作品】
【各電子書籍ストアにて販売中。当サイトでは冒頭部のみ公開しています】
〔あらすじ〕
半永久機関・機戒(ロギカ)の普及により爆発的成長を遂げたアルデバラン王国。
妻を亡くし、一流の機戒技師からおちぶれた男・リコの心を支えているのは、四年前に自宅の前で拾った子供、ビビの存在だった。
しかしある日の夕刻、そんなリコの元に、警邏部隊・王立調律院の精鋭である半機戒人(マエストロジカ)のカデンツァがやってくる。
「その女児は王立調律院の『所有物』だ」
カデンツァは厳かにそう言い渡した。
ビビをまるでもののように扱うその言葉に、激昂したリコがとった行動とは……。
〔約12万文字、全13章〕