小説 / ミステリー
連載中 100万$ナイト(最終章~筆者・あとがき)
作品の長さ:6,464文字
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嘗て「東洋のドラゴン」と怖れられていた凄腕の傭兵であったリュウは、平穏に六本木のジャズ・ライブハウスでドリンク係の仕事に従事していた。だが、ある真冬の夜に不思議な少女・唯がライブハウスに姿を現したことに端を発し、唯を巡る事件の全貌を追うリュウは、「俺は二度と闘うことがない」、と誓っていたが、闘いのなかに身を投じていく。本書は滋賀県大津市での中学生虐め自殺事件を筆者が考察し、何が青少年が健全に育つ土壌を破壊しているのかをマクロ的に捉えたことがテーマとなっている。