小説 / 青春・友情
連載中 木菟のないた夜
作品の長さ:82,114文字
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――世界が終った。
公安部に所属していた夏目志乃は死んだはずだった。追っていた謎の解明もそのままに。
しかし死んだはずの意識はそのままに高校一年の誕生日の前日に時間が巻き戻ってしまう。
以前過ごしていたときとの些細な違いが次第に大きな変化を生み出していく。
友人との関係、家族との関係。知らなかったのか知ろうとしなかったのか、今まで見えていなかったはずの問題が目に見えるものとして浮上する。目を背けていた物事から再び目を背けられはしない。
なぜ、以前、死ななくてはいけなかったのか。
死の間際まで追っていた謎の解明と、消せない後悔。
巻き戻ってしまったのは偶然か必然か。後悔をなくすために奮闘するお話。
※現在、学校編です。
※テーマは家族愛、友愛、慈愛、人間らしさ。
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(表紙は九藤朋様よりいただきました)