小説 / 歴史・時代
完結 隠密・土蜘蛛伝 小袖の手
[怨火問答〜幕末陰聞 山南語り〜とのコラボ作品]
作品の長さ:57,779文字
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肥後鬼道衆
かつては、幕府御庭番衆より最も恐れられた隠密集団である。
この隠密集団は、総帥を務めていた土蜘蛛という名の隠密により壊滅した。
それから3年後。
芹沢暗殺事件があった後の文久3年9月20日、山南敬助はべしみ面をつけ、土蜘蛛と名のる隠密と出会うことになるが……
将門流の麒麟児VS肥後鬼道衆前総帥の隠密、いずれも追うのは、古より続く毒薬の謎。
流れる血は、いずれのものか?