小説 / その他
完結 OVER THE RAINBOW
作品の長さ:7,028文字
(2)読者数:149人
雨の降らない夏の日の話。母の十七回忌に実家から離れた公園で雨を待つ。いろんなイメージと記憶と夢を見て、それでも雨が降らないからポカリスウェットを飲む。
聞こえてくるのは、globeの『OVER THE RAINBOW』。ソーラン節みたいな旋律で小室哲哉ばりのJポップが繰り返し、繰り返し、聞こえているのに雨は降らない。
この作品のレビュー一覧

2016.12.23 07:39
亡き母への追悼の思いが、雨を降らし旋律を奏で、やがて虹の下では幻想的な祭が繰り広げられる。 夜に出る虹のような、現実からは遠い美しさでした。 幼い母の描写は切なく綺麗でした。
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