小説 / ホラー
完結 学園相談室ラビリンスへようこそ
作品の長さ:58,743文字
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初冬の頃。探しものをしていた大吉は、校舎のどこだか分からないその廊下にぽつんと佇む、教室にやって来た。元は空き教室で、ドアには「学園相談室」と書かれたプレートがかかっている。
まるで誘い込まれたようにその教室へ入ると、そこには美しい女子生徒がいた。〈case1:兄妹〉
不思議な女子生徒、雅日智夜子がひっそりと看板を掲げている「学園相談室」。生徒たちの普通とは少し違う「悩み」をきいてくれる。
不気味で奇妙な悩みが溢れる、ホラー短編。【完結】