アスファルトエデンシリーズ
アスファルトエデン
GBと呼ばれる肉食の魔獣から人々を護り、魔獣を狩る事を使命とする地下組織、「水明宗」。
そのリーダーである拓斗はそれまで水明宗の使命に疑問を持った事などなかった。
だがある青年との出会いが、彼の信念を揺らがせる。
「人も獣も、腹が空けばメシを食う、それをお前は邪悪と言うのか?」
それまで考えてきた理想と青年の言葉の間で拓斗は悩んだ。
だが現実に獣は存在する、野放しには出来ない。
苦悩する拓斗の前に蒼く輝く獣が現れる。
月夜に駆ける蒼い宝石。
それは畏怖すべき異端だった。
だが人類は、自分より優れた種を、絶対に認めない。
※作者注※
こちらの作品は高丘明名義で販売中の電子書籍「アスファルトエデン 全3巻」の改稿版です。
完結アスファルトエデン Season2
作品の長さ:85,004文字
(0)読者数:35人
人類は生まれながらにして罪人。
神に憎まれ、疎まれし者だ。
だが嫌われ者にも夢があり、意地もある。
思い知らせてやりたいね。
完結アスファルトエデン Season3
作品の長さ:84,319文字
(0)読者数:28人
なぜ憎み合うのかという問いに、人は明確な答えを見出せない。
それは、なぜ愛し合うのかと問われているのと同じだからだ。
GBと呼ばれる肉食の魔獣から人々を護り魔獣を狩る事を使命とする地下組織、「水明宗」
その隊員であり、リーダーでもある拓斗は、ある日、GBの青年青也と知り合い、友だちになった。
青也の言葉でそれまで信じて来た世界が嘘だと気づいた拓斗は青也と共にそのカラクリを暴こうと上層部に戦いを挑む。
次々と暴かれる水明宗の嘘、そして人類とGBの愛と憎しみの歴史。
人類は世界の全てを愛そうとする青也を、異端の獣として迫害し、決して認めない。
青也を救おうとする拓斗は裏切り者として水明宗に捕らわれ、一方の青也は堤英一の陰謀により、人類の敵になる道へと追い立てられていった。