【重要:お知らせ】ノベラボ サービス継続のお知らせ

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ちょっとだけ切ない短編集シリーズ

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ホラー

ちょっとだけ切ない短編集

 ちょっとだけ切ないショートストーリー。

 

 夜に読んでも怖さはないと思います。少しだけ、ホラーテイストが入った小説が多くなると思います。

 現在をベースにしています。地域的なことは、職業的なこともありますので、業界が違う人にはわからないところがあると思いますが、あえて説明はしておりません。

 そういうものだと思って楽しんでいただけると嬉しいです。

 

注)

 1話完結(5000~10,000文字程度)になっています。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結見えない手

作品の長さ:8,370文字

(0)読者数:53

 僕の田舎は、東名高速が通って居ることと、銘産となる海産物があるくらいしか取り柄がない。田舎町だ。

 その中でも、港に近い地区には、昔からの風習が残されている。中学校卒業を間近に控えた、十分冬と言われる季節に行われる行事だ。

 

 春漁の豊漁と、新しく船乗りになる、男児が行う行事だ。

 僕たちは、実際に行われるまで、いつものように無事終わると思っていた。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結笑えない話

作品の長さ:5,358文字

(0)読者数:49

僕はしがないプログラマ。

今日も終電を逃して、会社で徹夜作業。

でも、僕の部分が会社のカギを握っているのは間違いない。それに、僕はこの作業が好きなのだ。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結消えない絆

作品の長さ:5,301文字

(0)読者数:47

僕と彼女はつながっている。

僕は確かに、彼女を感じることができる。

彼女も僕を必要としてくれている。

僕は、彼女だけがいれば満足なのだ。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結消された証

作品の長さ:9,503文字

(0)読者数:46

 俺は、消防士をしている。

 よくある話だが、この職業をしていると、”バカ”に遭遇する事が多い。

 

 俺の上司も馬鹿だと思う。もっとうまくやればいいのに・・・。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結感じた重さ

作品の長さ:9,195文字

(0)読者数:43

 確かに、僕は、彼女の・・・君の重さを感じていた。ほんの数秒前に、君は僕の腕の中に居た。

 

 彼女は僕の前に現れた。僕は、一目見て君を愛する道を選んだ。そして、彼女もそれを受け入れてくれた。僕の心には、彼女がいて、彼女が側にいる日常が当然の事の様に思っていた。

 僕は、彼女の夢を聞いて、彼女は僕の夢を聞いてくれた。そう、二人を別つ事が来ることを考えていなかった。

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更新日時
2019.05.31

小説 / 恋愛

完結取られる事の無いコール

作品の長さ:4,894文字

(0)読者数:49

 もう、貴方の事は忘れたほうがいいの?

 

 もう、連絡帳にも入れていない、貴方の連絡先。

 消すまでに、1ヶ月掛かったのよ?

 

 消してからも、指が、心が、体中が覚えてしまった、貴方の連絡先。

 連絡帳から選択しないでも、貴方の電話番号をコールする事ができる。

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更新日時
2019.05.31

小説 / 恋愛

完結嘘と裏切り

作品の長さ:9,634文字

(0)読者数:46

 彼は、僕にこんな感じで話を切り出した。

 

「彼女は僕を好きでいてくれるし、僕も彼女を愛している」

 

 彼には家庭がある。

 その事実を、彼女には告げているという。裏切りが成立してからの恋。

 

 これほど残酷な結末を二人以外に強いる関係ははない。僕は、不倫を否定するつもりはない。僕には出来ない、ただそれだけだ。

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更新日時
2019.05.31

小説 / 青春・友情

完結雨の日

作品の長さ:7,008文字

(0)読者数:61

 僕は、雨が嫌いだ。

 

 この表現は、間違っていないが、合っているわけではない。

 正確に言うのなら、雨が降っているときに、差して一人で歩くのが嫌いだ。傘を差さないで移動することは、別に嫌いでもない。むしろ好きだと言える。雨に濡れながら歩くことで、思い出も、過去も、積み重なった想いも、全て流してくれる・・・そんな感じがする。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結夢で終わらない

作品の長さ:6,146文字

(0)読者数:50

 私は今日も同じ夢を見る。白い部屋の夢だ。

 夢を夢だと認識して、夢で終わらないようにする。私に残された唯一の方法

 

 私が私でいられる場所。

 私が望んだ事が実現できる部屋。

 

 白い部屋から出る時には、赤く、赤く部屋が染まる。

 

 私は、今日まだ目が覚めていないのだろう。

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更新日時
2019.05.31

小説 / ホラー

完結写らない

作品の長さ:1,359文字

(0)読者数:48

 彼女は、決まった時間に表れて、決まった場所で、決まった方向をカメラに収める。

 

 それが、彼女の日課のようだ。

 

 僕は知ってしまった。

 知らなければよかったと思う。

 

 僕は、彼女になんて声をかければいいのだろう?

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