※現在Webページリニューアル中です
猫太郎さんのレビュー
更新日時
2017.02.19
完結 未練町の尽太
作品の長さ：74,068文字
(3)読者数：94人
2017.02.27 00:58
カゲボウズ様、未練町等、幻想的で魅力的な謎が散りばめられ、ページを捲る手が止まりませんでした。また、それらの謎が解ける過程により、エンターテイメント性を兼ね備えていますが、決して全てが都合よく解決する訳ではなく「失われるもの」も描いています。現実の厳しさ、しかし、その厳しさに救われるものもあるという、ある意味でのやさしさを感じ取れました。心に残る素敵な物語です。
このレビューを見る
更新日時
2015.10.31
完結 五月の桜はさよならの式日（旧題:夢の遊眠と有限な悠日)
作品の長さ：12,898文字
(4)読者数：316人
2015.12.21 00:56
気だるくて、優しくて、穏やかで、シュールな空気感が、センスの良い文章で紡がれていて、まるで映画を観ているような感覚になりました。また、登場人物それぞれの割り切れない感情がリアルに描かれていて、読みながらも色々なことを考えさせられました。 最後はそれぞれが自らの手で選んだ道だからこそ、少し寂しくも、心地の良い読後感を得られました。良き作品をありがとうございました。
このレビューを見る
更新日時
2015.10.18
完結 ドメスティック・エマージェンシー
作品の長さ：74,630文字
(2)読者数：153人
2015.12.12 10:12
高い文章力と、主人公から見える情景をうまく表現した比喩により、切迫した空気に呑みこまれました 単純ではない話の括りも考えさせられるものであります
このレビューを見る
更新日時
2017.09.21
完結 自殺写真家
作品の長さ：78,169文字
(2)読者数：230人
2015.12.05 21:50
物語に引き込んでくれる謎、緊張感ある描写や展開が素晴らしかったです。しかし、何よりも興味深かったのは、物語の展開の中で自然に現れる「真実とは何か」「心とは何か」「生きるとは何か」といった抽象的な問いかけです。それらの問いと応え、作中の出来事や展開は、生きることについて再考させてくれる力強さがありました。素晴らしい物語をありがとうございました。
このレビューを見る
